皆さんは「犬のサプリメント」と聞いてどのように感じますか?
私は「犬にサプリ?必要なの?」と驚きを隠せませんでした。なにせ、犬のご飯が「米飯+味噌汁」の家も少なくない時代に生まれていますから。ご飯にプラスαで栄養を補うなんて。。
今回は、そんな疑念を抱いていた私がサプリメント「アンチノール」を取り入れた理由やきっかけを紹介します。
- 犬にサプリメントを与えるか迷っている
- アンチノールの良い点、悪い点を知りたい
- 他の人がどんなタイミングでサプリメントを取り入れているか参考にしたい
※我が家の場合は動物病院に来院した際、医師からサプリ導入を提案されています。ペットにはそれぞれ個体差があるため、サプリの使用に不安がある方は医師にご相談ください。サプリのご使用に際しての一切の責任は負いかねますので、あらかじめご了承ください。
犬用サプリメントを使い始めた訳
我が家のポメラニアンにサプリメントを使い始めたのは、持病として患っていたパテラの進行がみられたことがきっかけです。開始時期は、4歳1ヶ月からになります。
どのような経緯かなど、下記の記事で詳しく紹介しているので、良かったら目を通してみてください。
冒頭で述べたように疑心暗鬼なところがあったものの、最終的には犬用サプリ【アンチノール】 を使い始めることにしました。
理由は…信頼している獣医さんからすすめられたのに、使わず悪化したら後悔する!からです。
あたり前すぎる答えでガッカリした人も多いかもしれませんね。ただ、これに勝るものはないとも思います。
話せない犬から足の状況やサプリメントの良し悪しを聞くことができない以上、普段の様子や仕草などからこちらが効き目や異変を読み取るしかありません。
「我慢強い動物」と言われることもある犬なので、もし早く異常に気づいてあげられなかったら…などと思うと不安が募ります。
心配しながら過ごすよりも、できるだけ悪化させないこと!を目指し、やれることは全部やってみようと思い決めました。
アンチノールを選んだ訳
医師から「アンチノール」をすすめられたことがサプリメントを始めた大きな理由ではありますが、やみくもに決めた訳ではありません。
ここからは、アンチノールについて調べて得た情報を紹介しつつ、アンチノールを選んだ理由を4つ挙げます。
①関節や皮膚、被毛にはたらきかける成分が配合されている
アンチノールは、関節、皮膚や被毛、心血管、腎臓、神経や認知機能などの健康維持に役立つとされています。
アンチノールの成分「PCSO-524」は、91種類にも及ぶ脂肪酸の集合体です。その中には、炎症を抑える効果が期待できるオメガ-3脂肪酸DHAやEPAも含まれており、関節にはたらきかけます。
アンチノールは製品改良が行われ、2022年12月からは「アンチノールプラス」が販売されています。アンチノールプラスには、従来品にPCSO-524の体内吸収を助けるクリアオイルが配合され、主要成分「EAB-277」に進化しました。
従来品は在庫がなくなり次第、販売終了となるそうです。
パテラ対策として関節に良い成分が含まれているのはもちろんですが、アンチノールは皮膚や被毛にも有効であるのが嬉しい点でした。
トリミングに行った際「加齢とともに代謝が落ち、被毛のツヤがなくなる」と話があり、その兆候はみられるとのこと。フケを指摘されることもあるので、皮膚や被毛にもアンチノールが良い影響を与えてくれることを期待しているところです。
②こだわりの製法・100%自然の材料のみを使用している
アンチノールの原材料は、厳格な水質管理が行われているニュージーランドの海域で育ったモエギガイです。アンチノールは、その良質なモエギガイの脂肪酸の成分を損なわないよう熱を加えず製法、オイルとして抽出されています。
また、アンチノールには次のような添加物は使用されておらず、100%自然素材でできています。
- 膨張剤
- 凝固剤
- 発色剤
- 乳化剤
- 合成着色料
- 防カビ剤
- 合成保存料
今回、サプリメントを検討するにあたり他の製品も確認しましたが、アンチノールを選んだのは、原材料がシンプルだったことが大きな理由です。
私は世に出回っているものは基本、厳格な基準を満たしているはずという認識なので、添加物にそれほど敏感な方ではないですが「これは、少々グレーゾーンでは?」と思うことがあるのも確かです。
我が家のポメラニアンはまだ4歳。これから長期的に飲んでいくことを考えると、添加物などは少ないに越したことはありません。
③副作用が少ないから
アンチノールは薬ではないため、副作用の心配が少ないのも利点です。我が家のポメラニアンにも、副作用はみられませんでした。
ただし、副作用の心配は少ないかもしれませんが、ないと言い切るのは難しそうです。
アンチノールを販売するVetz Petzの公式サイトには「副作用がなく」と記載があります。
しかし、調べてみると食欲不振や下痢などの症状があった事例もチラホラ。体質的に合わないケースもあると想定しておくのが無難ですね。
また、薬との併用も可能とされていますが使用を始める前に、かかりつけの医師に1度相談するのが安心でしょう。
④嫌がることなく摂取する
アンチノールの与え方は簡単で、ドックフードの中に1粒入れるだけです。我が家ではこの方法で嫌がることもなく、摂取してくれます。
しかし、中には抵抗感を示し、口にしてくれないケースもあるようです。そのような時は、中身だけを食事に混ぜるなど他の方法で対処できます。ただ、様々な方法を試しても難しいケースがあるようですが…
アンチノールは、動物病院や公式サイトからの初回購入に限られるものの、60日返金保証があります。どうしても摂ってくれない場合は、こちらの制度を使うのが良いかもしれませんね。
アンチノールはコスパが低い?
アンチノールの良い点を挙げてきましたが、価格面では少々負担が大きくなりそうです。
犬用のサプリメントには様々な種類がありますが、比較するとアンチノールはやや高めです。他のサプリメントでは1回あたり100円以下になるものも多いですが、アンチノールは1回分100~128円です。※小型犬に与える場合で計算
それぞれのサプリメントに含まれる成分や原材料とコストの費用対効果も考え、自身の愛犬に最適と思うものを選びたいですね。
継続的に使用していくためには、コストを考慮することも重要です
でも、やっぱりアンチノールが良さそう!という人は、注文方法でかかるコストを抑えましょう。公式サイトからの定期購入が最もお得で以下のような割引、特典があります。
- 定期購入すると毎回商品が5%オフになる
- 90粒以上を注文すると送料無料に(8000円以下は送料がかかります)
- 動物病院コードを入力するとさらに5%オフに
- 定期購入の注文で初回に限り「30粒入り」を1箱もらえる
動物病院コードとは、アンチノールの取り扱いがある動物病院ごとに設定されている番号で、注文時に記載すると割引が適用されます。
定期便+動物病院コード有りで、公式サイトから90粒入り1箱を注文すると合計9025円、1粒あたりは100円となり、通常より安く購入できます。
アンチノールはAmazonや楽天などのECサイトでも買えますが、都度購入にする場合でも初回は公式サイトからの注文をおすすめします。
ECサイトからの購入の場合は割高なことが多いのも理由ですが、60日間返金保証が適用されないのもデメリットです。体質や嗜好の問題でほとんど与えられなかった場合、製品だけでなく金銭的にも無駄になってしまいます。
なお、アンチノール取扱い動物病院で購入したものは返金保証制度が適用されます。
アンチノールの効き目は?
アンチノールに効果があるのかは誰もが知りたいところだと思いますが、私の愛犬に関しては目立った変化はありません。
というのも、足の異常が改善された後に現状維持を目指して飲み始めており、普段から歩きづらい、足を引きずるなど明確な症状が現れていた訳ではないので改善したかを確認するのは難しいところです。
ただ、アンチノールを飲み続けるようになってから足の異変は現れていません。
経過については、下記の記事に随時追加していくので参考にしてくださいね。
まとめ
今回サプリメントを検討するにあたり、私は犬を飼っている友人やトリマーさんなどへ意見を求めました。最終的には自身で決定するしかないのですが…
中でも、トリマーさんの「今は、サプリメントがあたり前みたいになってますね」という言葉が印象的で、犬を取り巻く環境の変化を感じました。
この記事を読んで下さった方も、愛犬のことで悩んでいらっしゃるかもしれません。今回の内容が、少しでも皆さんの参考になれば嬉しく思います。