毎日生活する中で、様々なトラブルはつきものです。排水口のつまりもそのひとつ…
今回は、キッチンの排水口つまり解消に効果的な商品として、我が家で長年使用している「ピーピースルーF」を紹介します。
- キッチン・洗面所・浴室の排水が悪い
- 市販のパイプクリーナーを試したけど効果がなかった
- ピーピースルーFを試すか迷っている。実体験が知りたい。
上記のようなお悩みを抱えていらっしゃる方は、参考にしてくださいね。
※紹介する内容は我が家での体験談を記載しており、必ずしも同じ効果が得られるとは限りませんので、予めご理解いただきますようお願いします。
キッチンの排水口つまりには「ピーピースルーF」が効果抜群!
我が家では長年、キッチンの排水口つまり対策として「ピーピースルーF」を使用しています。
たくさんのパイプクリーナーが販売されていますが、「ピーピースルーF」一択です。ピーピースルーFは、業務用の排水管洗剤ですが一般販売されているため、家庭用として使用できます。
ピーピースルーFの使用方法を簡潔にすると次の通り。
- ピーピースルーの粉末150gを排水口の周りにまく
- 40~50℃の温水を500~600mlほど静かに注ぐ
- 30分~一晩置いたあと、多量の水で押し流す
パッケージには、他にも注意点などが詳細に記されているので、手順に沿って洗浄すればOKです。つけ置き時間を長めにすると、より高い効果が期待できます。
「ピーピースルーF」で排水口つまりを解消するまで
「ピーピースルーF」を推す理由は様々な方法を試した結果、最もつまり解消の効果が表れたからです。
日々の生活の中でキッチンの排水口には、食材のカスや油汚れがたまっていくものです。我が家でも汚れによって数年前、キッチンの排水が悪くなりました。
完全につまる前に対処しなくては!と市販のパイプクリーナーを購入。しかし、思うように改善されず…結局、3つのパイプクリーナーを試してみましたがダメでした。
100均のワイヤーブラシで掃除もしてみましたが不発…
その後、シンクにお湯をはって一気に流し、水圧をかける方法に挑戦しました。
これがまたもや大失敗。シンクいっぱいのお湯は、全く流れていきません。幸い一晩かけて少しづつ流れたようで、翌朝にはシンクの水はなくなっており一安心しましたが、苦い思い出です。
もう業者に頼むしかないかと諦めていたところ「ピーピースルーF」の存在を知りました。ダメもとで使用してみると大成功!スムーズに排水するように!
ここから、我が家ではピーピースルーFが欠かせなくなりました。Amazon
業者に頼んでいたら何万円もかかったはずが、1,500円ほどの洗剤を購入するだけで改善したのはありがたいことです。
この失敗以降、流れが悪くなってきたらすぐにピーピースルーFで洗浄しているので、酷いつまりは発生していません。
「ピーピースルーF」の特徴
なぜ「ピーピースルーF」は、排水管についた油脂やヌメリ、有機物の除去にこれほど有効なのかが気になるところだと思います。
「ピーピースルーF」には4つの作用があり、それらが汚れに働きかけ効果的な除去が可能です。
- 発泡:汚れを浮かして流す
- 発熱:汚れをやわらかくすることで流れやすく、溶解を促す
- アルカリ:油脂タンパク汚れを溶解する
- 酵素:有機物の汚れを分解する
我が家では主にキッチンで使用していますが、洗面所や浴室の排水管の汚れ、つまりにも効果があり悪臭予防にもなります。
「ピーピースルーF」以外の種類とはどう違うの?
「ピーピースルーには他の種類もあるけど、Fがいいの?」と疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
ピーピースルーには「F」以外に、4種類の商品があります。
【業務用洗剤】
- ピーピースルーF
- ピーピースカット
【医薬用外劇物】
- ピーピースルーK
- ピーピースルー(温水用)
- ピーピーエル(液状)
ピーピースルーFとスカットは、ホームセンターなどでも販売している業務用洗剤です。
一方、医薬用外劇物の3種類は主に業者が使用する洗剤で、購入するには18歳以上であること、また「毒薬劇物譲受書」の提出が必要となります。
普通に買える洗剤と、許可を得ないと買えない洗剤は何が違うのだろう?
この分類は、成分濃度の違いによって変わっています。
例えば、ピーピースルー(温水用)は、ピーピースルーFの約5倍の濃度です。医薬用外劇物の商品は、成分濃度が高く洗浄効果が強力になる分、危険も伴うということです。
販売元の和協産業㈱の公式サイトを見ると、医薬用外劇物の商品について個人の使用はすすめていませんでした。リスクを考えるとまずは、ピーピースルーFを試してみるのが良いでしょう。
「ピーピースルーF」を使用する際の注意点
ピーピースルーFは一般的に販売されている商品ではありますが、業務用洗剤なので成分が強いことには違いありません。注意事項を守って扱うようにしましょう。
- 素手で触らない。手袋、マスク、ゴーグル(眼鏡)を着用する。
- よく換気して使用する
- アルミ製品が腐食しないよう、片づけておく
- トイレの汚れには使用できない
- 熱湯や冷水で粉末を溶かさない
- 子供やペットが触れることがない場所で保管する
薬剤を扱うにあたり一般的に気をつけるべき項目も多いですが、特徴的な注意点が3つあります。
1つは、ピーピースルーFはトイレへの使用には適さないことです。キッチンのほか浴室、洗面所の排水管の汚れ除去には効果的ですが、トイレ汚れの原因物質除去は困難です。
また、ピーピースルーFはアルカリ性なので、アルミ製品に付着すると腐食のおそれがあります。調理器具などは片付けてから洗浄に取り掛かりましょう。
最後にもう1つ。ピーピースルーFの粉末を溶かす時は、40~50℃の温水を使用してください。冷水で溶かすと排水管で薬剤がつまる可能性があり、また熱湯を使用すると排水管を傷めたり、粉末が飛び散ったりなど危険も伴います。
まとめ
今回は我が家で常備している排水管洗浄剤「ピーピースルーF」について紹介しました。
ピーピースルーFの商品レビューでは「効かなかった」といった声がみられるのも事実です。汚れやつまりのレベルによっては、解消しない場合もあるのでしょう。
そのため、今回の記事を作成するか迷ったのですが、「ピーピースルーFの購入を迷っている人」や「水の流れが悪い状態が続いている人」にとって、リアルな体験が参考になればと思い書きました。
ピーピースルーFは、排水管のつまりや汚れ予防にも効果的なので、自宅に1つあると重宝すると思いますよ。
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