【書評】たった3分のストレッチが眠りの悩みを解消!「誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法」

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最近、寝つきが悪い、睡眠の途中で目が覚めてしまう・・・。このような悩みをお持ちの方は意外に多いのではないでしょうか?

実は、私も夜中に起きてしまい、その後、朝までぐっすり眠れないという日々が続いていました。

そこで、睡眠改善について真剣に考えてみることにしました。

今回紹介する本は、白濱龍太郎氏の「誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法」です。この本を読むことで睡眠の質の向上が期待できます。

誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法

誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法

  • 作者:白濱龍太郎
  • 出版社:アスコム
  • 発売日: 2017年09月
目次

この本の著者について

  • 白濱龍太郎(しらはまりゅうたろう)
  • 睡眠、呼吸器内科、在宅医療の専門クリニック「RESM新横浜」院長
  • 「病気を予防し、健康で幸せな人生を送るために」との観点から睡眠の重要性をわかりやすく丁寧に説き、患者が心から満足できる睡眠を取り戻すための治療、指導を行う
  • 数多くのメディアに出演。「ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(TBSテレビ)「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)など、数多くのメディアに出演。

この本はどんな本?

この本には、ぐっすり眠るために「ストレッチ」を行い、深い眠りに出来るだけ早く辿りつく方法が記載されています。

ぐっすり眠れている状態とは何でしょうか?

白濱氏は、ぐっすり眠れている状態とは「深睡眠」をしっかりとることであると記載しています。

具体的には、下記のことを指します。

深睡眠とは

睡眠には、レム睡眠ノンレム睡眠があります。

レム睡眠とは、うとうとした状態、つまり浅い眠りのことです。身体は休まりますが、脳は覚醒に近い状態にあります。(1日の出来事や学習したことを整理して記憶する作業をしている状態です)

次に、ノンレム睡眠とは、深い眠りの状態のことを指します。体をゆすっても起きない、体と脳の両方が休息している貴重な時間です。そして、ノンレム睡眠には眠りの深さによって、1~3のステージがあり、このもっとも深いステージ3の眠りが「深睡眠」です。

深睡眠にはどんな効果があるのか

深睡眠が長い程、アミロイドβタンパク質の除去につながる為、疲れが取れやすくなります。また、体の機能が修繕され、免疫力が高まり、成長ホルモンの分泌も促され、病気になりにくくなります。

著書では、眠って4時間以内に2回以上の深睡眠がとれることが重要であると記載しています。

深睡眠を得るためにどうすればよいのか?

深睡眠を得るためには、「ぐっすりストレッチ」が有効です。

白濱氏が提案する「ぐっすりストレッチ」は下記の体の特徴を利用したものだと記載されています。

「内臓など、体の深い部分の体温(深部体温)が下がると、眠気が起きる」

「副交感神経の働き優位になり、体がリラックス状態になると、眠気が起きる」

引用元:誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法

具体的なストレッチの内容は著書で確認をしていただくとして、このストレッチは、たったの3分、3つのストレッチを行うだけで可能です。

特に必要な道具もなく、3つのストレッチは誰にでもできる簡単なものです。まずは、1週間、このストレッチを続けることが推奨されています。

私が実際に3つのストレッチを実施した感想

この本を選んだ理由

私は睡眠の質を向上させる方法はないか?という視点で、複数の書籍を手にとりました。その中で、ストレッチという肉体的な刺激により、質の良い睡眠を誘発するという内容に興味が湧き、購入に至りました。

実践した感想

著書を全て読み終えて、3つのストレッチを実践した感想は、こんなに簡単なことでいいの?というものでした。

具体的な内容は控えますが、本当に簡単な動作をするだけで、ストレッチは完成します。

実践した次の日の朝、正直、効果があったのかどうかはよくわかりませんでした。本当に簡単なストレッチでしたし、目に見える程の効果というものは感じませんでした。

私が、今回この本を紹介しようと思ったのは、ストレッチを続けて5日目頃にある変化が生まれたことでした。それまで、毎日、トイレに起きるのが習慣になっていたのが、その日は一度もトイレに起きることがありませんでした。

大体、夜中に1度か2度は必ずトイレに起きていた私が、1度も起きることなく朝まで眠れたことは、喜ばしい成果でした。その後も、「ぐっすりストレッチ」を続けていますが、ストレッチをすることで眠る準備が整うような感覚があり、ずっと続けていける習慣を身につけることができたことに満足しています。

著書の中で、「ぐっすりストレッチ」を体験した人の感想も読みましたが、目覚めの爽快さ、昼間の眠気がなくなったという意見もあり、納得できるものでした。

なぜ効果が出るのか?

私は、著書を読み終えて「ぐっすりストレッチ」を行う意味を確認しながら、実践しました。

このストレッチを続けることによって、体がほぐれて、なんだか気持ち良い感覚になり、そして、脳に対して一種の暗示的な作用が働き、ぐっすり眠れる状態を得られるようになったのだと思います。

まとめ

今回紹介した書籍の内容は、誰にでも簡単に実践できるものであり、私と同じように睡眠改善の方法を探されている方にとっては、有益な書籍です。

まずは、ストレッチを試してみてはいかがでしょうか。

誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法

誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法

  • 作者:白濱龍太郎
  • 出版社:アスコム
  • 発売日: 2017年09月





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この記事を書いた人

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