アニコム損保には、「どうぶつ健活(腸内フローラ測定)」のサービスを付帯しているペット保険があります。
今回は、実際に腸内フローラ測定を体験してみた感想や、サービスの特徴を紹介します。
どうぶつ健活（腸内フローラ測定）とは？
どうぶつ健活（腸内フローラ測定）はアニコム損保のペット保険、「どうぶつ健保ふぁみりぃ」「どうぶつ健保しにあ」に加入しているペットが毎年受けることができるサービスです。
ペットの便から、腸内に生息する菌の分布状況を調べ、腸内環境の状態や太りやすさ、アレルギー体質であるかなどを知ることができます。
さらに、犬や猫に限りますが測定結果が悪かった場合は、アニコム指定の動物病院で無料の健康診断（血液検査）を受けられます。
また、アニコムの保険に加入していないペットも、アニコムパフェオンラインショップで腸内フローラ測定キット（税込 8,800円）を購入し検査を行うことができます。
腸内フローラ測定の流れ
①申し込み
腸内フローラ測定の案内ハガキが届いたら、「けんかつくん」にアクセスして手順に従い申し込みます。
②検査キットを送付
申し込みが完了してから、3週間で検査キットが届きました。
便を採取し冷暗所に保管のうえ、次の日までにポストに投函し郵送します。
③測定完了メールが届く
検査キットを郵送して8週間で「けんかつくん」のHPで測定結果が確認できるとのメールが届きました。
腸内フローラ測定結果
腸内フローラチェック
腸内フローラの結果は「とても良い」と判定されました！
我が家のポメラニアンは現在3歳ですが、これまで少し便がゆるめになることがある程度で、酷い下痢や便秘を起こしたことがありません。
そのため、腸内環境は概ね良い状態とは思っていましたが、予想以上の結果です。
腸内環境の状態は運動やストレス、環境など様々な要因が関係するようですが、ドッグフードのモグワンの栄養成分も体に合っていたのかもしれません。
全体的には良好ですが、乳酸菌が少ない結果だったので今後のドッグフード選びの参考にしていきたいと思っています。
アレルギー体質チェック、その他結果
アレルギー体質チェック、メタボ判定も良好、レア度の高い菌も保有しているとの結果で喜んでいたのですが、1つだけ気になる点が…。「やせ菌」とされるアカマンシア菌がいませんでした。
「やせ菌」がいないというのは今後、腸内環境が乱れると太る可能性が高いといった意味を示していると思います。
小型犬のポメラニアンは骨折リスクが高い犬種で、さらに我が家の愛犬は膝蓋骨脱臼（パテラ）の持病があるため、太ることで足や膝に負担がかかるとパテラの悪化、骨折に繋がり兼ねません。
腸内環境を調べることで、肥満リスクまで判明するとは考えてもいませんでしたが、これからの健康維持に役立つ重要な情報を得られたことは大きな収穫です。
腸内環境が悪くなると？改善すると期待できる効果
それでは、腸内環境と健康は具体的にどのような関わりがあるのでしょうか。
腸内環境が乱れると、下記のような症状が現れやすくなると言われています。
- 下痢、便秘、軟便
- アレルギー
- 免疫力の低下
- オナラが臭くなる
- 口臭
- 肥満
- 発がん物質が発生するリスク
- 糖尿病
一方で、腸内環境が改善することで期待できる効果には、以下のようなことが挙げられます。
- 食欲が増進
- 代謝がよくなり元気に
- 毛ツヤが良くなる
- アンチエイジング効果
腸の健康は全身の病気と密に関わりがあり、重大な病気に繋がる可能性もあります。
腸内環境を悪化させる要因として加齢は防げませんが、食事、ストレス、運動不足などは1つ1つ見直していきたいものですね。
まとめ
今回は、どうぶつ健活（腸内フローラ測定）を実施した体験を紹介しました。
アニコムのペット保険には0歳から加入していましたが、腸内フローラ測定のサービスを利用したのは3歳になった今回が初めてでした。
今回のように総合的には良い結果といった際も、細かい点では課題が見つかることがあります。
ペットが若いうちは病気への関心が薄くなりがちですが、数年後を見据えた健康管理は大切です。
アニコムのペット保険に加入していても未測定の方や、契約者以外でも利用してみたい方は、検討されてはいかがでしょうか。
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