コロナウイルス対策の流行により、家庭でも常備することの多くなったアルコール消毒液ですが使用の際には注意も必要です。
フローリングやランドセルにアルコールが付着すると、白いシミになることがあります。
今回は、我が家での失敗とともに、シミ取りの方法も紹介するので参考にしてくださいね。
アルコールでフローリングが白くなった!理由は?
何気なくフローリングを掃除していた時でした。
アルコール消毒液をたくさん貰ったので除菌にもなると思い、フローリングにシュッシュッといっぱい吹きかけたところ、床に白いシミが!
水拭きすると一旦おさまるものの、フローリングが乾いたらまたシミが浮き出てくる…これは、本気で対処が必要と思い調べました。
どうやらフローリングの白濁は、アルコールが塗布されているワックスの油を溶かしてしまうことが原因のようです。
フローリングの白いシミを落とす方法
アルコールで白くなったフローリングを元に戻すには、以下のような方法があります。
- ワックスを剥がして、改めて新しいワックスを塗る
- ベビーオイルorサラダ油orハンドクリーム+メラミンスポンジ
- ベビーオイルorサラダ油orハンドクリーム+ナイロンスポンジ
- ベビーオイルorサラダ油orハンドクリーム+布
ベビーオイルなど油分を含むものをフローリングに塗り込むことで、剥がれたワックスの油を補い修復が可能ということです。
ワックスの塗り直しが、最も効果が高いであろうことは容易に想像できますが、少し手間がかかりすぎます。
まずは、自宅にあったハンドクリームとメラミンスポンジの組み合わせを試してみることにしました。
ハンドクリーム+メラミンスポンジを使う方法
- メラミンスポンジを水で軽く濡らす
- メラミンスポンジにハンドクリームを付ける
- 白くなった部分を、優しくこする
ハンドクリーム+メラミンスポンジの組み合わせで、上記の写真のように上手く白いシミを落とすことができました。
雑に扱うと二次的な被害が起こってしまう気がしたので、力を入れすぎず丁寧にこすりました。
幸い我が家の場合はこの方法で修復しましたが、シミが酷いとワックスの塗り直しが必要になることもあるようです。
ランドセルの白いシミもアルコールだった!
フローリングに白いシミをつくるよりもずっと前の事ですが、子供が帰宅するとランドセルに白いシミができていました。
登校中にガードレールで擦った跡や、絵具の付着など色々考えましたが原因は分からず、どうしてもシミが取れないため仕方なくそのまま使用を続けました。
ある日、「手の消毒液がランドセルにかかったら、また白くなった」と言い出し、ランドセルのシミもアルコールが原因と判明。
革製品にもハンドクリームが有効である情報を入手したので、今度はティッシュにハンドクリームを付けて擦り込むように塗りました。
上記の写真の通り完全にシミを取り除くことはできませんでしたが、白っぽさがなくなり近くで見なければ分からない程度にまでは薄くなりました。
しかし、ランドセルは商品によって素材が様々なので、この方法が適していない場合があるかもしれません。
アルコールのトラブルが起きた際は、ランドセルの素材も確かめて対処するようにしてくださいね。
まとめ
アルコールでフローリングが白くなってしまった時はとても慌てましたが、現在は検索すれば簡単に効果的な対処法を教えてもらえます。
つくづく、便利な世の中になったものだと思います。
ただ、時には上手に探すことができない場合もあり、私自身ランドセルの白いシミに関してはいくら調べても原因を掴めず困りました。
今回の記事が、同じようにお困りになられている方の一助になれば嬉しいと思います。