孫子の兵法 名言 ビジネスシーンやプライベートで失敗しない為の戦略

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孫子の兵法から学ぶことはたくさんあります。

現代のストレスフルな世の中を渡っていく為の手掛かりを孫子の兵法から学びましょう。

今後、いろいろなテーマを孫子の兵法の名言から考察していきたいと思います。

目次

孫子の活用とは?

ビジネスや恋愛もしくは友達との人間関係等、私たちは色々な場面で自分の思い通りにことを進めたい場面があります。

例えば

  • ビジネスにおいてチャンスに直面した時
  • 恋愛において気になる異性にアタックしたい時
  • プライベートで友人との何気ないやりとりが勝ち負けに発展した時

一人で悩んでいてもなかなかうまくいかないものです。

悩むビジネスマン

そんな時、今から約2,500年前に書かれたとされる「孫子」から自分の思い通りにことを進めるためのヒントを得られたなら、自分の人生が少し有利に進められるかもしれません。

こういった考えから、このカテゴリーでは孫子の兵法から抜粋し、私たちの現在におきかえてどう活かすことができるかを考察していきます。(※あくまで、よろずによる解釈であることにご留意下さい。)

「彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず」

故にく、彼れを知りてを知れば、百戦してうからず。彼れを知らずして己れを知れば、一勝一負す。彼れを知らず己れを知らざれば、戦う毎に必ず殆うし。

まずは、この名言から失敗しない為の戦術を考察します。

ポイントは、勝負に勝つことではなく「負けない」ということに重きをおいていることだと考えます。

つまり、あらゆる場面において常に勝ち続けることや必ず100勝することを意味している訳ではないということです。なぜなら、勝つということはどのように手を尽くしても不可能な場合があります。

ストレスに頭を抱えるビジネスマン

しかし、そのことを事前に自らが理解できれば、「負けない」ことは不可能ではありません。事前にそれを理解していれば、真っ向勝負しない状態に持ち込めるということです。

負けないためにどうすれば良いか?

このような視点でことに当たれば、少し状況が変わってくるかも知れません。今の自分の状況を客観的に見て、どのように挑むべきか戦略を練りましょう。

ビジネスに置き換えるとすれば

次に、「彼れを知りて己れを知れば」の部分について考察します。

例えば、A氏がある地域でA事業をスタートさせたいとします。その地域には既存のB氏やC氏がおり長年その地域で事業経営をしていたとすれば、「孫子」はまずB氏、C氏の情報を徹底的に集めることを教えています
そして、ライバルの状況を知ることと同じくらい大事なこととして、自らの状況をきちんと把握することも必要だと言っています

敵及び自分の情報こそが100回戦っても危なげない状態で勝負に挑むための最も必要なものです。つまり、まずは1にも2にも情報収集と情報把握に徹するべきです。しかし、自分のことはよく把握していても、相手のことを何も知らないこともあります。この場合、勝ったり負けたりと不安定な状態になります。

そして、相手のことも自分のことも何も知らないのに戦いを挑めば、勝つことは極めて難しいということになります。まさに、圧倒的な力の差がなければ勝てるわけない状態になります。

結論を言うと、相手の強み弱み、そして自分が相手より秀でているものと逆に劣っているものをしっかりと見極めてから勝負を挑めば、例え100回戦っても負けることはないということです。

この「負けることはない」という部分こそ今回のキモ。

必ず勝つとは言っておらず、勝てないならば勝負の場にでるべきではなく、他の手立てを考えろと言うことです。勝負の場に出るのであれば、事前の準備がとても大切になります。

相手を知る為には?

相手を知ることは大事ですが、難しいですよね。孫子の時代で言えばスパイを用いて敵の情勢を把握せよ、となるのでしょう。

私たちの日常に置き換えるとすれば、まずは相手のコミュニティを知ること。そして、どういったライバルであるのか?その考え方や方向性等の性質を見抜く必要があります。相手の周りにいる人や関係者等に積極的に働きかけて、勝つための手掛かりを探ることは大事ですね。

己を知る!?

自分を知るということも、また大変重要なことです。

自分に足りないものが何か?相手と対峙する場合、今の自分で太刀打ち出来るのか?自分にとっての限界がどれぐらいなのか?これは相手を知ることよりも難しいことかもしれませんね。

でも、とても重要なことです。

試験勉強にせよスポーツの試合にせよ,競合他社とのプレゼンにせよ、自分の現状を知ることが負けない為の定石となります。

孫子がいう勝つための5条件

故に勝を知るに五あり。以って戦うべきと戦うべからざるとを知るものは勝つ。衆寡の用を識る者は勝つ。上下欲を同じくする者は勝つ。虞を以って不虞を待つ者は勝つ。将能にして君御せざる者は勝つ。この五者は勝つを知るの道なり。

つまり

一、自分と相手の戦力を検討して、戦うべきか否かの判断ができること

ニ、相手の兵力が大軍なのか否かに応じた対応ができること

三、上下のみんなが心を一つにできること

四、こちらは万全に順番して相手のスキ、油断を待つこと

五、将軍が有能であり、君主がその指揮に干渉しないこと

結局これが大事

このようにみてくると、戦う前の事前準備がいかに大切かがわかります。

戦う前に勝負がついているといっても過言ではないかもしれません。

最も大切なことは「情報」です。それも相手のことだけではなく、自らを客観的に分析した情報、その両方が揃ってはじめて盤石であることがわかります。

ストレスフルな毎日の中で、少しでも戦いを優位に進められる方法を身につけたいものです。

【 参考書籍 】

日本経済新聞出版社 守屋淳 「図解 最高の戦略教科書 孫子」

日本経済新聞出版社 守屋淳×田中靖浩 「クイズで学ぶ孫子」

・日本最大級の独立・開業・起業支援メディア、アントレグループが運営
・サイバーエージェント、孫泰蔵氏、LIFULL、クックパッド、East Venturesなどのサポートを受けて、プログラムを開発
・大学生のための起業の学校として受講生3,000人突破。日本最大級
・転売やアフィリエイトなどではなく、自分自身の目的・ゴールに合わせた事業計画を作り、事業の立ち上げをサポート

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この記事を書いた人

よろずが運営するよろず考察ブログです。学んだことや感じたことを当ブログで共有し、皆様のお役に立てる情報を提供します。当ブログのコンセプトは、誰かの「役に立つ情報」を提供していくことです。

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